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春期合宿卒業生の会報告 「相談会」―循環から還元へ―

卒業生の会
国語科講師

永山大地

今回は、春期合宿で卒業生の皆さんと実施した「相談会」について、新たに国語科を担当する永山大地が報告します。
それでは、よろしくお付き合い下さい。

■「相談」により自己が明確化する生徒達■
日々の理数セミナーの生活では、卒業生へ質問・相談が出来る機会があります。
さらに理数セミナーでは合宿の日程に「相談会」という場をオフィシャルな行事として組み込んでいます。

◆形式◆
生徒1人の相談に対し、アドバイザー(卒業生)が2人。
このアドバイザーに対し生徒は、「現役医学生だからこそ聞ける」ことはもとより、実際の大学生活や生活習慣、自己の学習方法から受験への心構えなど、幅広く相談を行う事が出来ます。

◆大まかな流れ◆
事前:生徒が「問診票」を記入する。
      ↓
実施:相談会(生徒1人 対 アドバイザー2人)を実施。
      ↓
事後:生徒は「自己診断カルテ」を使って振り返りをし、
   その後生徒は卒業生に振り返り内容を報告する。

単に思いついた事を相談していくのではなく、
事前・事後も徹底することで、「相談」をより効果的に。
「相談」を生徒の持つ疑問・不安を明確にするチャンス・・・そんな場が理数セミナーと卒業生がタッグを組んで行う「相談会」というものなのです。
■「還元」する事で「循環する」■
この「卒業生の会」には三つの理念が存在しますが、理念の一つに「還元」があります。(理念についてはこちらをご覧ください。⇒「卒業生の会」3つの理念

理数セミナーで学び、合格し、医学部に通い・・・ゆくゆくは医師となる。
卒業生の姿は、生徒の将来像であり目標です。
そうした卒業生の存在は生徒にとって非常に心強いものでしょう。更に具体的に言えば、そうした卒業生の成長・・・「経験」は何事にも代えられないもの。
ここで理数セミナー非常勤講師の日本医科大学2年生玉井順子さんのコメントの一部を紹介します。

「自分の経験が少しでも後輩のために」

相談会という場で、今までの自分の経験が少しでも後輩のために生きてよかったと思いました。また、生徒にとっても、相談会で目指している学部の先輩に悩みを聞いてもらえたり、大学の話を生で聞けるというのは、あまりできないことなので、モチベーションの向上に繋がったのではないかと思います。

次回も、このめったにない機会をより多くの生徒が活用してくれればと思います!

―「i・RISU第5回相談会報告」―より引用)
「還元」の一つの形として「相談会」が存在します。玉井さんの言葉はこれを表している。そんな様に思われます。

そして、ただ「還元」されているだけでなく、これは「循環」へと繋がっているように思われます。相談会の終了後、幾人の生徒からはこんな言葉を聞くことが出来ました。
「自分も卒業生になったら先輩方のように、後輩の相談を聞いてあげたい」
生徒の口からこのような言葉を聞くことが出来たのは、まさに卒業生の想いが真に生徒へ伝わったからではないでしょうか。卒業生からしてもらったことを、後輩にもしてあげたい。「相談会」でのこうした取り組みこそ、「相談会」の必要性を表すと同時に、存在する理由なのだと強く痛感しました。
■受験合格と同時に、比類なき伝統が、ここに■
「背中を見て育つ」「背中で語る」という言葉があります。


生徒は受験に向け科目の学習を深めていきます。

同時に、「相談会」という場を通し、卒業生の姿から・・・
参考書から学ぶ事のできない人間的な面を学んでいるのではないでしょうか。

右に相談会終了後の生徒からの声の一部を挙げます。

確かに理数セミナーは「個別相談」という形で、生徒の疑問、
不安解消の為の整えられた環境を「相談会」としてオフィシャルに
提供しています。

そこにある、本には載っていない、財産とも言える経験の継承・・・・しかし、これは理数セミナーの持つ理念と卒業生の協力が融合して、初めて実現出来る取り組みの一つなのです。

◆卒業生の存在とは◆
現役の医学生であり、同時に理数セミナーから受験合格を果たした医学部受験の先輩。
アドバイザーを担当した卒業生から生徒の質問に対し、かつて自分も同じことを受験時代に感じたとの声もあります。
つまり同じ悩みを抱え、そしてその悩みを克服していったのが卒業生。

受験生にとって、自分の志望大学に通う卒業生は・・・最も近い自分の将来像の一つではないでしょうか。
将来を明確に想像し、創造していくそのきっかけの一つが「相談会」なのです。
■卒業生の皆さんへ■
第1回目の報告ということもあり、今回は「卒業生の会」と「相談会」の初回拡大版となりました。理数セミナーでは卒業生の皆さんとの取り組みをこれからも大切にしていくとともに、更なる発展を目指します。
今後「報告会」「同窓会」について報告しますので、そちらもぜひご覧ください。

次回の「相談会」の際、皆さんにお目にかかる時を心待ちにしております。



◆第2回目の報告◆
「報告会」―将来を“明確に”想像する―
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